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授業の流れ

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    「おはらぼ」では,全ての時間で観察・実験を取り入れています。ただ,ものづくりや体験をするだけではなく,常に思考する授業形態であり,中学受験や中学校入学後でも役立つ構成にしています。

    「観察・実験を指示通りに行う。講義を聴いて,板書する」だけの授業ではありません。4つのステップで,主体性,思考力,メモする力等を向上させ,将来,社会に出ても役立てる生きる力を育てていきます。


ステップ1:思考をゆさぶる問題提起
    身近な自然,家庭生活,中学受験問題などから,子どもたちが「不思議だ!なぜ」と思える内容や意見が割れるような思考をゆさぶる内容を発問することから始めます。自然に対する興味・関心を高め,「調べたい」「追究したい」という主体的な姿勢を育みます。そして,発問に対する自分の考えをまとめ,グループで話し合うことで,思考力を高めながら,よりよい考えを構築していきます。


ステップ2:自ら調べる観察・実験(検証)
    原則一人一実験で行います。顕微鏡,アルコールランプ,電流計などの器具を何度も扱うので,学校でも自信をもって取り組めるようになります。 
    観察・実験内容は,問題提起した内容の検証です。小学校で扱う実験もあれば,中学校で扱う実験もあります。実際に目で見て(視覚),聴いて(聴覚),自分の手(触覚)で操作し,時には味見(味覚),鼻で嗅ぐ(嗅覚)ことで,理解を深めます。身近なものを使ったオリジナルな教材を使うこともあるので,創造力を高め,家庭でも観察・実験に取り組める内容もあります。


ステップ3:思考力を磨くメモ力
    講義は,プレゼンテーションで10分ほど行います。テーマに関する内容や観察・実験についての内容です。子どもたちは,講義を聴きながら,重要ポイントや考えついたことなどをA6ミニノートにメモします。メモするのは1ページ分です。講義の終了後に,授業内容についての問題を自作します。ミニノートの2ページ目に講義のポイント,3ページ目に観察・実験に関する問題を作ります。4ページ目は答えを書きます。問題を作ることやその問題をお互いに出し合うことで,理解を深めていきます。ポケットやサブバックに入るようなミニノートなので,常に携帯することで,いつでも振り返ることができます。家庭生活や自然に触れたときに関連する内容があれば,書き足すこともできます。メモをすることで,知識を広げ,思考も広げることができます。将来,どのような道に進んでも役立つメモをする習慣を,身につけさせたいと考えています。


ステップ4:実力をつける中学受験問題
    基礎・基本から発展(中学受験)までの問題を解いていきます。問題提起から観察・実験で取り組んだ内容をヒントに解くことで,知識・理解を深めることができます。理解することが困難な場合は,実際に,観察・実験をして確かめることもあります。観察・実験をしただけでは忘れてしまいます。その日のうちに,問題を解くことで,より深い理解へとつながります。

 

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